南宮大社(岐阜県不破郡)は、神武天皇即位の年に美濃国一の宮として創建されたといわれている。1600(慶長5)年、関ヶ原の合戦ですべての社殿を焼失したが、1642(寛永19)年、徳川三代将軍 徳川家光の乳母で、この地に育った春日局の願いをうけ、家光が再建したといわれており、国指定重要文化財に指定されている。
南宮大社と祭祀、特に、拝殿の天井絵について、地域資料と文化財の観点からデジタルアーカイブを行なった。具体的には、デジタルハイビジョン撮影(動画)、6×7フィルムカメラ、35㎜フィルムカメラなどを用いた。天井絵については記録時当時の状態をデジタルアーカイブしている。
社標
拝殿(右)と舞殿(左)
舞殿
楼門
クレーンを使った俯瞰撮影の様子
クレーンを使った俯瞰画像
ヘリコプターからの空撮画像
本殿
本殿の天井画
本殿の天井画100枚(デジタル加工)
本殿の天井画100枚内右下25枚(デジタル加工)
本殿の天井画100枚内右下25枚の中央天井画(デジタル加工)
例大祭(5月) 祭事の様子(手前は「胡蝶の舞」を舞う巫女)
例大祭 舞殿の神輿三基
例大祭 御旅神社への行幸
例大祭 母衣花ほろはなを背負って渡御する子どもたち
例大祭 蛇山神事(国指定重要無形文化財)と神輿