平成22年2月12日 奈良手向山八幡宮 調査・撮影
 上級デジタル・アーキビストの実践力育成の一環として、岐阜女子大学の大学院生を中心に、学部生も一部参加して行いました。
 今回の調査・撮影は、手向山八幡宮の権宮司上司氏に全面的にご協力いただき、手向山八幡宮の由来、歴史、各建造物、所蔵されている国宝、重要文化財といった資料類などについて、お話しをしていただき、オーラルヒストリーとして記録し、併せて、各文化財、文化遺産の撮影、記録を行いました。
 上司氏のオーラルヒストリーでは、手向山八幡宮と八幡総本宮である宇佐神宮とのつながりにも触れられ、岐阜女子大学が以前撮影、記録を行った宇佐神宮の資料などとの関連付けも行い、まとめる予定です。
 文化財、文化遺産について、単なる撮影、記録を行うだけではなく、実際に現地で専門家のお話し(解説)などをお聞きし、その内容を理解した上で、撮影、記録を行い、まとめていくことは、上級デジタル・アーキビストにとって必要不可欠なものです。
手向山八幡宮 南の鳥居 権宮司 上司氏
記録、撮影の様子 お話しを聞く学生たち
ユネスコ世界文化遺産認定証とご好意により撮影させていただく学生たち
菅原道真の句と菅公腰掛石 イチイガシの木(宇佐八幡宮の神輿の訪問記念で植樹された木)